解答速報、恐るべき速さ
筆記試験後に各社通信教育会社が解答速報を出してくれるのですが、私が利用した解答速報はココキャリ・アカデミーとユーキャンでした。
ココキャリ・アカデミーの場合、他の通信教育会社よりも解答速報が早く、試験日が4月17、18日だったのに対し、なんと試験日翌日の4月19日の22時40分にはほとんどの科目の解答は出されていました。
保育の心理学、子どもの食と栄養についてはその翌日の20日(火)13時頃までに解答速報が掲示されました。
私は19日の深夜にSNSにて解答速報が出されていることを知ったのですが、サイトはアクセス集中のためか、繋がらない状態になっており、翌日20日の早朝に自己採点を行いました。
深夜までお仕事されていたのでしょうか?
恐るべき速さです。
自己採点結果により合格していることが分かったのですが、念のためユーキャンの解答速報が20日(火)の夕方より掲載されるということでしたので、そちらでも自己採点を行いました。
解答速報は信頼できる?
ユーキャンの場合は、自分の出した解答を設問ごとに入力できるようになっており、写真のように自分の解答とユーキャンの解答を照らし合わせ、1問ずつ採点を行って行ってくれます。

全て入力し、ユーキャンの解答が出揃うと、下の写真のように自動で全科目の採点を行ってくれるので非常に見易かったです。

実際の保育士試験の公式ホームページに掲載される解答と比べると、ほとんど差異は無いのですが、公式の解答については時々全員正解になるような問題があります。
ただ、それについては保育士試験の作成者の裁量に寄るものなので、全員正解以外の解答については、基本的にはココキャリアカデミー、ユーキャン共に解答速報通りとなりました。
筆記試験結果

ここで私の筆記試験の結果をご報告します。
令和3年の筆記試験の場合、結果通知は令和3年6月5日(土)~6月13日(日)となっているのですが、私の場合、6月7日(月)には結果通知が届きました。
筆記試験後の各社通信教育会社の自己採点結果にて合格は確定だと思っていたのですが、ペラペラのハガキ1枚で来たので開封には少し不安を感じました。
ちなみに筆記試験後の結果の点数が記載された用紙は裏面が「新型コロナウイルス感染拡大予防チェックシート」になっているため、実技試験当日に回収されます。
写真は実技試験後の合格通知に記載された点数になります。
結果を振り返って

一応全ての科目で7割以上は取れており、高得点では無いものの、余裕を持って合格したかのように見える私の筆記試験の結果ですが、全然そんなことはありませんでした。
印象に残った科目のみ振り返ります。
過去問題を解いた中で1番難易度が高いと感じた社会福祉と1番余裕があると感じた保育実習理論です。
まずは、1番合格が危ういと思っていた社会福祉ですが、結果的に75点取れました。
しかし、試験当日に最初に一通り全問解き終えた後は、正直自信のある問題は4割程度でしたので、これは落ちるかもしれないと感じました。
近年の過去問題を解いた結果がそのまま本試験で同じ結果になってしまうかもしれないと思いましたし、成美堂出版の予想模試での結果は正しかったかもしれないと感じました。
どうにか残りの時間で膨大に解いた過去問題や参考資料、それらの周辺知識の内容を絞り出すように思い出し、設問を熟読し、保育士試験の傾向を考慮した上で正答を導いたという感じでした。
当然自信は無いので試験が終わっても、もしかしたら不合格かもしれないなと感じました。
また、ここまで過去問題を掘り下げ、参考資料を集め必死に勉強したにも関わらず、もし不合格だったとしたら次は一体どのような対策をすれば良いのだろうと感じました。
結果的に自信のなかった問題での自分の見解は正しかったのですが、不合格になっていたとしても全然不思議ではないような問題だと感じました。
これらの自身の体験を踏まえ、自信の無い問題も諦めずに記憶を絞り出すように熟考し、自分なりの見解で答えを導きだした方が良いと感じました。
そして、一番余裕だと思っていた保育実習理論ですが、あまり復習をじっくりと行っていなかったことと、最後の科目で疲れもあったことが原因なのか、何問かケアレスミスをしてしまいました。
また、音楽の根本の部分を理解していなかった自分は、過去問題の傾向と少し違う形で出題されると、正答に辿り着くことができませんでした。
試験終了後に自宅で自己採点すると、間違えが多く、且つ自信のない問題もあったため、解答速報が出るまではこれまでの学習で1番余裕だと思っていた保育実習理論をまさか落とすことになるかもしれないと感じました。
これらの実体験を踏まえて、自信のある科目も試験まで手を抜かず、しっかりと学習しておくことをお勧めします。
まとめ
❍各社通信教育会社の出している解答速報の信頼性は高い。
❍試験当日は、自信がない問題も時間の許す限り諦めずに熟考した方が良い。
❍過去問題を解いて余裕と感じた科目も油断せずに対策を行った方が良い。
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