独学3ヶ月で合格できるか
私の場合、通信教育に頼ることなく、対策講座等にも頼ることなく、完全独学を貫きました。
使用したのは市販本とネットの情報のみです。
なぜ完全独学にしたのかと言うと、保育士試験の勉強を始める前に「独学で3ヶ月で合格」というようなブログを多数見かけ、実際に本屋に足を運びペラペラとテキストや問題集を見て見ると、確かに3ヶ月で暗記できそうなボリュームで、受験者が多いせいか内容も分かり易く書かれており、これなら合格できるだろうと思ったからです。
また、育休中とは言え、主婦なのであまり自分にお金を掛けたくないと思ったからです。
ところが実際に勉強を始めてみると、「独学で3ヶ月で合格」は正直過去の話ではないかと感じました。
実際に過去問を何年分も解いてみて感じたことですが、近年の保育士試験は明らかに全体的に難易度が上がっているように感じました。
一方、4、5年前の過去問を解いてみると、確かに市販本のみで特にプラスアルファの知識が無くても全教科合格点に達しました。
令和の時代に独学で3ヶ月で合格できるとすれば、3ヶ月の中で余程勉強時間を確保できるか、余程効率の良い勉強方法ができる方かと思います。
私のようなごくごく普通の人が独学で一発合格を狙うなら最低でも半年は見ておいた方が良いように感じます。
完全独学で合格は可能か
各社通信教育の教材がどの位充実しているのか、それだけで受かるのか、私は見たこともないので知る由もないのですが、完全独学だけでも勉強の仕方次第で受かると思います。
逆に自分の場合、通信教育を契約してしまうと、安心しきってそれに頼りきり、他の必要な情報を得られなかった可能性があったかなと思っています(もちろん通信教育の勉強だけで合格できるならそれで良いのですが)。
私の場合、勉強の過程であまり人のブログに記載されている勉強方法等は読まずに我が道を走り切りました。
しかし、完全独学する際、人の勉強の仕方は参考にした方が効率は良いと思います。
最新の生の声が聞けて、有益な情報が得られる可能性があるからです。
その際参考にするならば、平成ではなく、令和に合格した人の勉強方法を参考にすることをお勧めします。
なぜなら上記でもお伝えしたように近年の保育士試験の難易度が上がっているからです。
完全独学のデメリット
費用を抑えられる完全独学ですが、デメリットもあります。
自分で勉強法を考え、常に自分に足りていないものに気付き、必要な資料を集めないといけないため、時に遠回りをすることもあるということです。
一発合格してみて思ったことですが、正直市販のテキスト&それに付随する問題集だけでは全科目は受からないと思いました。
保育士試験のどの教科でも言えるのですが、保育士試験独特の令和何年度の厚生労働省が出した資料とか、平成何年度の食生活指針とか、調査結果の概要とか、そう言う外部資料から多数問題が出題されるのですが、それらの資料集めがかなり重要です。
この資料集めですが、古い資料を見ていてもここ数年だけでも制度や調査結果等変わっていることが多すぎて正解に辿り着けません。
また、最新の資料を追いかけ過ぎても出題範囲から逸脱してしまい、自分で資料を集めようと思うと結構大変で、そこが完全独学のデメリットでもあると感じています。
私の場合、過去問を解く中で完全に自分で資料集めを行ったので時間が掛かりました。
しかし、上記でお伝えしたように、完全独学する際は令和に合格した人のブログを参考にすることが一つ効率よく勉強を行い合格を勝ち取る鍵かなと思いますので、それについては後日このブログでご紹介しようと思います。
まとめ
❍近年の保育士試験の難易度が上がっているため、完全独学で合格を狙うなら最低半年の勉強時間は確保したい。
❍令和に一発合格した身として、市販のテキスト&それに付随する問題集のみでは合格は不可能と感じる。
❍令和に合格した人の勉強方法を参考にすることは、効率よく勉強を行い合格を勝ち取る鍵になると考えている。
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