準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は、「そうめん流し」です。
こちらも過去問での出題がありません。
夏の風物詩としても有名なそうめん流しですが、前期の実技試験で出題される可能性もあります。
3歳未満児については箸の使い方もままならない年齢なので、「そうめん流し」というお題が出題されれば3歳以上児での出題の可能性が高いです。
こちらも近年の過去問で頻出の、保育士1名、園児3名という設定で、3歳以上児を想定して描きました。
年齢が指定されたときのためにこちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
絵を描く前に下記の2つの対策本を参考にしました。
様々な身体の動きについてはこちらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
以前のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
時間配分の目安についてはこちらをご参考下さい。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:10分12秒
縁取り:11分00秒
色塗り:17分54秒
背景:5分50秒
ちなみに時間については、時計アプリのストップウォッチでラップタイムを計りました。
構図を考える際にそうめん流しの竹と人とのバランスを考えるのに時間がかかり、背景にかける時間が短くなってしまったことは反省点です。
作品
今回、「そうめん流し」と言うお題で、私が描いた作品をご紹介します。
3歳以上児クラスの園児がそうめん流しをしています。
竹の上流部分から女性の保育士がそうめんを流し、中流で竹を境にし、箸でそうめんを取ろうとする女の子の園児と男の子の園児がいます。
また、下流では取ったそうめんを座って食べる男の子の園児がいます。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
こちらの絵の場合は対策本通り、3歳以上児を一括りにして表現しています。
年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
座っている園児、立っている園児、後ろ向き加減の園児がいるのでこちらは問題ないです。
保育士の目線は園児の方へ
こちらについても特に問題ないかと思います。
様々なアイテムを描けるようにする
お箸とお椀、ざるを描きました。
お箸を上に向けている園児がいますが、お箸でそうめんを掴んでいる絵が描けたら尚良かったです。
また、ざるはもう少し立体感を出す工夫が必要です。
構図は人物の重なりを少なく
これについては問題ないです。
年齢に応じた動作を取り入れる
3歳以上児は、1人で箸が使える年齢なので、これについても問題ないかと思います。
表情は生き生きと
横顔の園児の顔が上手く描けていません。
減点になるほどではないかもしれませんが、生き生きとした表情については対策本を参考にされることをお勧めします。
遠近法に気を付ける
遠近法について意識するのは難しいのかもしれませんが、手前の園児が後ろの園児より小さくなるのは避けたいところです。
色塗りにバリエーションがあるか
色被りもないので、特に問題ないでしょう。
塗り残しが無いか
これについても問題ないです。
ただ、色の塗りの線が目立つので時間に余裕があればもう少し丁寧に塗りたいところです。
背景について
時間が足りず、少し単純な仕上がりになってしまいました。
園舎の隣に塀を描くなどの工夫があれば良かったです。
まとめ
❍ そうめん流しについては、そうめん流しに使用する竹等と人物とのバランスを考えるのが難しい。
❍ 箸でそうめんを掴んでいる絵を描くと、より動きのある絵になるが、箸を持つ手や指を描くことが難しいため、予め構図を決めた上で様々な道具を使用する手の動きを練習されることをお勧めする。
❍ 竹の流しはじめの部分やホース等は特に条件に指定がなければ、絵の範囲から切ってしまうと時間短縮となる。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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※言語対策についても掲載中です。
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