保育士資格取得後に考えること ~ピアノ編~

ピアノ技術を高めること

保育士資格取得後に、求人情報サイトで保育士の求人を実際に見て見ると、私が探した限りではピアノ未経験でも募集を行っている園がほとんどでした。

それだけ保育士が不足しているのでしょう。

そうは言っても、学校を卒業して保育士資格を取得した人は授業で音楽の単位があるため、ほとんどの人が卒業までにある程度のピアノの技術を習得しています。

実際に保育の現場で働くことを想定しても、ピアノを置いていない小規模保育園等を除いてはピアノの技術が必要になることが多いです。

その度に他の人に伴奏をお願いし、別の役回りを考えるのも惨めな思いをするだろうと思い、私はまずピアノの技術を高めることを第一に考えました。

電子キーボードの選び方

最初に検討すべきは、本物のピアノを購入するか、電子キーボードを購入するかだと思います。

家が広く、音を気にする必要が無く、尚且つ予算もあるならば、88鍵の本物のピアノを買うのが一番理想です。

また、各種発表会等の場で伴奏することを想定するならば本物のピアノを買う価値はありますが、普段の現場での弾き歌い程度を想定するならば、ヘッドホンも繋げる電子キーボードで十分かと思います。

我が家は基本的に子供の就寝時間に練習することを想定していましたので、迷わず電子キーボードを選択しました。

ここで、電子キーボードを選ぶ際に私が重視した視点は以下の6つでした。

メーカー、鍵盤の数、タッチレスポンス、最大同時発音数、置き場、予算に分けてご紹介します。

メーカー

まずはメーカーですが、私の場合、予算や使用用途に関係なく、「ヤマハ」一択でした。

理由ですが、ヤマハはピアノを始め、数々の楽器を100年以上製造し続けている歴史ある老舗メーカーであり、それ故、様々な製品改良が成されていたり品質に対する意識が高いことが期待できるのではないかと感じたからです。

また、自分もエレクトーンを習っていた際、ヤマハに通っていたことも影響しました。

鍵盤の数

次に鍵盤ですが、ご存知のように本物のピアノの鍵盤の数は、88鍵になります。

電子ピアノの場合、主に88鍵、76鍵、61鍵の物が販売されていますが、ヤマハの場合、それぞれ全長が約130cm、約120cm、約100cm程度になります。

練習時のみ卓上に置き、普段はどこかへ収納しておくことを想定するならば、61鍵以下の鍵盤数が最適と思います。

私は予算の関係上、76鍵を購入しましたが、実際に保育の現場を想定した楽譜で練習をしていると、正直鍵盤の数だけで見れば61鍵で十分足りたなぁと感じています。

私が見学した小規模の保育園も61鍵以下のキーボードで保育士の方が弾き歌いをしていました。

簡単な弾き歌い程度ならば、61鍵で程度で足りますが、少し難易度の高い曲や演奏のジャンルを広げようと思った際、76鍵若しくは、88鍵を検討した方が良いかと思います。

後にご紹介しますが、76鍵よりも88鍵を選択するメリットとしては、ヤマハの88鍵の電子キーボードの場合、本格的な3本のフッドペダルを純正で装着できることかと思います。

また、専用のアプリに繋ぐことができたりと、88鍵のキーボードの場合、機能が他の機種よりも少し充実している印象です。

タッチレスポンス

タッチレスポンスとは、ピアノのように鍵盤を弾く強さで音の強弱が出せる機能です。

正直電子キーボードはどれだけ高性能な物でもピアノの鍵盤を弾いたときほどの重みは得られないことが多いのですが、タッチレスポンス機能が備わっていると、同じ音量でありながら音の強弱を付けることはできます。

音の強弱は、曲のメリハリ(強弱)にも繋がるので、タッチレスポンス機能が付いた電子キーボードを検討することをお勧めします。

最大同時発音数

最大同時発音数とは、その名の通り1度に発することができる音の数です。

電子キーボードでは処理能力の関係上、最大発音数は、64~128音が一般的であり、左右併せて2つのスピーカーが付いていることから、1つの音を打鍵しても2音発していることになります。

また、ダンパーペダルを用いると伸ばしている音も発音数となるため、最大発音数が足りないキーボードを購入してしまうと、音切れが起きてしまいます。

童謡などの弾き歌い程度なら64音あれば十分です。

置き場

置き場については、鍵盤の数によるかと思います。

上記でご紹介のように、ヤマハの場合88鍵、76鍵、61鍵の順に、全長が約130cm、約120cm、約100cm程度となるので、61鍵を超えるとどこかに出し入れするには大きすぎるサイズになります。

スタンド等を用い、常設するスペースがあるならば76鍵以上、常設スペースがない場合は61鍵以下を検討するのが良いでしょう。

予算

キーボード単体での価格を比較した際、ヤマハの場合は、88鍵が6万円前後、76鍵が3万円前後、61鍵が2万円前後になります。附属品については、最低限必要なスタンドや椅子、ヘッドホンのみで1万円は超えます。

キーボード単体での価格を比較すると、88鍵が76鍵の倍程の値段がします。また、88鍵の場合、附属品も高くなります。

どちか一方に絞るならば、機能的な差もそれほど無いので、様々なジャンルの曲を弾きたい人や発表会等での伴奏を目指したい方以外は76鍵で十分かと思います。

また、上でご紹介したように簡単な弾き歌いならば、61鍵でも十分こと足ります。

私の場合、予算は附属品込みで5万円以内を考えていましたので、コスパの良い76鍵を購入しました。

以上より、私が検討した電子キーボードは、ヤマハで人気の高い以下の3点でした。左から順に、88鍵、76鍵、61鍵です。アマゾンの商品レビューも参考になるので、併せてご確認下さい。

キーボードスタンド

61鍵より鍵盤数が増えると、結構な長さ・重量になるので、毎回出し入れするような簡易的なサイズ・重量ではありません。よって、キーボードスタンドを購入することをお勧めします。

ヤマハ88鍵(P-125)の純正スタンド

電子キーボードとは言え、88鍵ともなると長さと重量があるため、スタンドもしっかりとしたものになります。

※以下の商品は、ヤマハの88鍵のキーボード(機種:P-125)の純正のスタンドになります。
参考資料:ヤマハ キーボードスタンド L-125適応機種

ヤマハ76鍵(NP-32)、61鍵(NP-12)の純正スタンド

足が4本に分かれているタイプもあるのですが、こちらのスタンドは足が2個1で繋がっているので安定感があります。小さな子供がいる家庭だと4本タイプよりこちらの方が安定していて倒される心配もないです。

また、キーボードにネジで固定できるのでガタつきもありません。

※こちらは、ヤマハの76鍵のキーボード(機種:NP-32)、61鍵(機種:NP-12)のキーボードに対応したスタンドになりますのでご注意下さい。
参考資料:ヤマハ キーボードスタンド L-2C適応機種

ヘッドホン

マンション住まいの人や子供が寝た時間に練習する人にはヘッドホンが欠かせません。

こちらはヤマハのヘッドホンですが、安価でありながら音質もヘッドホンなしの場合と遜色なく、音漏れもしないのでお勧めします。

また、電子キーボードとヘッドホンを繋ぐコードが両耳ではなく、片耳のみから出ているため、コードが邪魔になりません。

ペダル

私は取りあえずは購入しませんでしたが、現場で本物のピアノを弾くことを想定すると、最低限ダンパーペダルくらいは持っていた方が良いでしょう。

こちらは、ヤマハの88鍵の電子キーボード(機種:P-125)の純正のフットペダルになります。本格的に難易度の高い曲にもチャレンジしたい方にはお勧めです。

しかし、保育の現場を想定するならば、1番右のダンパーペダル以外はあまり使用することもないので、以下掲載のフッドペダルでも十分かと思います。

こちらのフッドペダルは、ハーフペダル機能に対応しているフッドペダルになります。

基本的にピアノのダンパーペダルのように音を響かせる効果があるのですが、ハーフペダル機能とは、ペダルを踏み込む度合いによって、響きの長さをコントロールする機能であり、こちらのフッドペダルは対応機種に接続することでハーフペダルの機能を発揮します。

上記でご紹介した、ヤマハの88鍵(P-125)、76鍵(NP-32)、61鍵(NP-12)共にこちらのハーフペダル対応機種になります。

せっかく検討するならば、ハーフペダルの機能も備えたこちらのペダルがお勧めです。

椅子

椅子は高ささえ合えば、どれでも良いと言えばどれでも良いのですが、純正のもので揃えたい方はこちらがお勧めです。

見た目も座り心地も良いのでしょうが、値段は結構します。

ちなみに私は、別メーカーの椅子を購入しました。座り心地も悪くなく、高さ調節もできるので下記掲載のこの椅子で十分でした。

ただし、88鍵購入の場合は、キーボードスタンドがしっかりとした見た目なので、こちらの椅子はデザイン的に合わないかもしれません。

楽譜

本屋へ行き、様々な楽譜を検討しました。

保育士としてピアノ伴奏をするならば、「バイエルを弾ける程度に」とはよく耳にするので、バイエルから始めようかとも考えました。

ピアノ演奏の技術を高めることは勿論重要ですが、一方で実際の保育の現場では、伴奏だけでなく、弾き歌いの技術が求められます。

また、楽しく弾かなければ長続きしないだろうと思った私は、まずは子どもと一緒に弾き歌いできるような楽譜を探そうと思い、様々な童謡などが掲載されたこちらの楽譜を選びました。

音符にカタカナでフリガナが付けられていたり、弾き始めの指の位置が分かるように鍵盤図が描かれていたりし、初心者にも取っ掛かり易い上、4月から3月までの四季折々の名曲が掲載されており、楽しく弾き歌うことができる楽譜であると感じました。

まとめ

保育士資格を取得した後、最初に考えたことについてご紹介しました。

ピアノが弾けなくても採用を行っている園は多いですが、実際に保育の現場で働くことを想定するとやはりピアノは弾けるに越したことはありません。

上記の電子キーボードの選び方を参考に、自分の使用用途に合った物を検討されることをお勧めします。

ブログ管理人
ponyoponyo21

理系の4年制大学を卒業するもリーマンショック時の就活、育休中の2度の転勤、コロナ禍到来により、今後の働き方を見直すきっかけに。そんな中、令和3年前期に年齢にも経済危機にも負けない資格、保育士国家資格に一発合格。現在は、2児の母として子育てに奮闘しながら一発合格のノウハウ等について公開。

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