最初に私が使用した教材
私が一発合格するために使用した教材を紹介します。
使用した教材はこちらです。
一番使われている方が多い教材なのではないでしょうか?
本試験でもこちらのテキストを持っている方は一番よく見かけました。
なぜこのテキストを選んだかと言うと、単純に見易かったためです。
私は、一番最初に上巻・下巻共に2度程全て目を通しました。
目を通すだけで深追いはしていないです。この時点では、「なるほど、保育士試験とはこんな内容が問われるのか、ふむふむ」といった程度です。
その後、下記の付随する問題集をとにかく解いていきました。
問題は合計で2~3回は解きました。
各教科44問で構成されているので、正答数から正答率を出すと、2~3回目ともなると合格ラインに達します。
勉強開始から2~3カ月で7~9割くらいの正答率になると、なんだこの程度かという気になりました。
しかし、以前にもお伝えした通り、TOEICスコア700点よりも資格偏差値の高い保育士試験です。
この程度の勉強時間で合格するはずがないだろうと私は考えました。
実力を知るにはやはり過去問題集
上記の問題集は基本的に過去問から良問を抜粋した問題集でした。
しかし、今の実力を知るにはやはり過去問を解くのが一番だと思い、次に使用した問題集がこちらです。
私が購入したのは’20年版なので、以下の受験年度の過去問が全科目掲載されていました。
2019年(令和元年)後期
2019年(令和元年)前期
2018年(平成30年)後期
2018年(平成30年)前期
解説もとても充実しているのでお勧めです。
過去問については、保育士試験の公式ホームページにも掲載されてますし、ネットに各通信教育会社が掲載している解説付きの過去問やアプリ等も多数落ちています。
しかし、私はここは敢えてお金を払って、過去問題集を購入しました。
その理由ですが、9科目もあるので1回解き切っただけでは記憶に残らないと思ったので、正の字等で間違った箇所に印を入れたかったのと、充実した解説集が欲しかったためです。
この過去問題集で自分の今のレベルを確かめ、ある程度全問正解できるようになったらお終いにする予定でした。
ところが蓋を開けてみると散々な結果になってしまいました。
過去問題集を解いた結果
以下は、私が最初に過去問題集を解いた際の結果です。
〈2019年(令和元年)後期〉
保育の心理学 60点
保育原理 60点
児童家庭福祉 80点
社会福祉 40点
教育原理 25点(5割)
社会的養護 40点(8割)
子どもの保健 60点
子どもの食と栄養 60点
保育実習理論 60点
〈2019年(令和元年)前期〉
保育の心理学 50点
保育原理 50点
児童家庭福祉 65点
社会福祉 70点
教育原理 25点(5割)
社会的養護 30点(6割)
子どもの保健 45点
子どもの食と栄養 90点
保育実習理論 85点
〈2018年(平成30年)後期〉
保育の心理学 75点
保育原理 70点
児童家庭福祉 70点
社会福祉 60点
教育原理 25点(5割)
社会的養護 20点(4割)
子どもの保健 80点
子どもの食と栄養 60点
保育実習理論 90点
〈2018年(平成30年)前期〉
保育の心理学 75点
保育原理 55点
児童家庭福祉 65点
社会福祉 40点
教育原理 35点(7割)
社会的養護 40点(8割)
子どもの保健 75点
子どもの食と栄養 55点
保育実習理論 80点
※各科目、問題を解き終わった後に答え合わせをした上で次の科目に進んでいます。
※赤字が合格点に達しなかった科目です。
結果の分析
点数を見ていただいて分かるように、全体的に不合格だらけの結果になってしまいました。
特に社会福祉、教育原理、社会的養護の難易度が高く感じ、それ以外の科目についても受験年度によって合格点に達しない科目がありました。
しかし、この結果は決してテキストに付随する問題集の解いた内容を忘れているのではなく、知らない知識が次々と出てくることによりこのような結果になりました。
市販の問題集は基礎知識を得るために最低限必要なもので、そこから自分に足りていない知識は自分で補う必要があることにここに来てやっと気が付きました。
保育士試験に対して感じたこと
ここまでで、2年分前期・後期で計4回分の過去問を解いた身として保育士試験に対して感じたことを以下に纏めました。
❍ 各科目の難易度が受験年度によってさまざま。
❍ 市販のテキストや問題集ではカバーできないような問題が過去問題に多数出題されている。
❍ 厚生労働省の調査結果等、受験年度によって答えが変わってくるような外部資料による問題が多数出題されており、問われる数値が細かい。
過去問題集で現実を突きつけられた私は、上記ピンク枠の内容を基に今後の勉強方法を見直しました。
まとめ
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