準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は「鉄棒遊び」です。
こちらも過去問での出題がありません。
最近は、認定こども園などでは通常の保育園よりも教育活動が活発で、外部の講師を招くなどして体育の授業を取り入れている園が多いです。
今回は、鉄棒に焦点を充て、活動している様子を描きました。
鉄棒についても3歳以上児クラスで出題される可能性は高く、今回、保育士1名、3歳以上児クラスの園児3名の設定にしました。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこれらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
過去のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:8分56秒
縁取り:9分30秒
色塗り:19分37秒
背景:6分57秒
作品
今回、「鉄棒遊び」と言うお題で私が描いた絵をご紹介します。
保育園児が鉄棒遊びをしています。鉄棒には2人の園児が捕まっており、向かって左側の女の子の園児は、足を曲げて鉄棒にぶら下がっています。向かって右側の男の子の園児は、鉄棒を持つ手に力を入れ、体を上に持ち上げており、保育士はその男の子の園児の背中を支えています。そして、鉄棒の後ろの壁際で男の子の園児が両手を上に上げて、鉄棒をしている園児を応援しています。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
今回、私は対策本の縮尺に則り、保育士1名と3歳以上児クラスの園児3名を想定しましたが、3歳以上児クラスにしては身長が小さいです。
これでは、3歳未満児クラスの身長になってしまっており、園児の縮尺については、下記参考資料を基に見直す必要があります。
0歳児クラスの身体の大きさについては、下記の参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
鉄棒にぶら下がる園児、鉄棒に力を入れて上半身を持ち上げている園児、後ろで両手を挙げて応援している園児がいます。
様々な動きが描けているのですが、安全に配慮して活動を行おうとすると、鉄棒に捕まる人数については、特にお題に「2人の園児が鉄棒に捕まり」等の記述が無ければ、一人ずつの方が良いかもしれません。
そうなった場合、残りの2人の園児は後ろで応援する等して待機で良いでしょう。
保育士の目線は園児の方へ
保育士は園児の方を見ています。
様々なアイテムを描けるようにする
今回は、特に条件に指定されない限り、鉄棒とマットが描けていれば良いでしょう。
アイテムの一つとして鉄棒を描きましたが、向かって左手前の園児の膝がマットに着いてしまいそうになっています。鉄棒の高さをもう少し高くするのが良いでしょう。
また、体育系の授業について、特に3歳以上児クラスについては体操服を着せたり、室内でも安全のために帽子を被らせたりしましょう。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりは少ないです。
年齢に応じた動作を取り入れる
3歳以上児クラスの園児については、鉄棒は全く問題なく自分の力だけでぶら下がったり、体を持ち上げたりできる年齢なので特に上の絵で問題ないです。
表情は生き生きと
右手前の園児の真剣な表情は良いですが、左手前の女の子の園児と、後ろの男の子の園児の表情が同じになってしまっています。
少し表情に変化を付けて、様々な表情になるよう工夫したいです。
表情については対策本をご確認下さい。
遠近法に気を付ける
手前の2人の園児と保育士については横並びになっているため、奥の園児のみ少し小さめに描ければベストです。
私の場合は以前にお伝えした通り、遠近法まで考慮する余裕は無かったため、前の園児と同じ縮尺で描いています。
色塗りにバリエーションがあるか
特に問題ないかと思います。
塗り残しが無いか
塗り残しはないです。
まとめ
❍保育園型の認定こども園などでは通常の保育園よりも教育活動が活発で、外部の講師を招くなどして体育の授業を取り入れている園も多いです。
❍ 「鉄棒遊び」ですが、安全に配慮して活動を行おうとすると、鉄棒に捕まる人数については、お題に条件が無ければ一人ずつ行う方が良いかもしれません。
❍鉄棒や安全マットの他に、園児に帽子を被らせたり、体操服を着せると体育の授業らしくなります。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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