過去問題集を3回解く
前回のブログにて、次のような対策を立てたという内容を記載しました。
1. 過去問題集は各科目、3回程度は解く。
2. 過去問題集を解く中で、社会福祉、教育原理の人物問題についてはPCで纏める。
3. 必要な外部資料を集める。
4. 基本的にはさらに過去を遡って、過去問題集以前の過去問題を解く。
まずは、「1. 過去問題集は各科目、3回程度は解く」です。
テキストに付随する問題集を2~3回解いた件を以前のブログでお伝えしましたが、過去問題集も同様に3回程度解きました。
以前にもお伝えしましたがこちらの過去問題集です。
問題を解く回数については、2回とか、3回と言う数値にはこだわらず、自分の記憶力や理解度に合わせて科目によって調整しました。
私の場合、社会福祉は4~5回解きました。逆に保育実習理論はほとんどの受験年度で2回程度しか解いていません。
よくありがちなのですが、正解になってもたまたま雰囲気で正解したとか、消去法で正答に辿り着けた等、そういう問題はもう一度解く必要があります。
同じ選択肢が別の形で出題されたとき、正答に辿り着けない可能性があるからです。
私の2~3回解いたという数字は正解した問題も含めてその回数解いたということです。
PCでの纏め作業
次に、「2. 過去問題集を解く中で、社会福祉、教育原理の人物問題についてはPCで纏める」です。
過去問題集を3回程度解く中で、社会福祉、教育原理についてはPCで自分の知らない知識について纏める作業を行いました。
よくブログで紹介されている勉強法で、ノート等に纏めない方が良い等書かれている記事を多数見ました。
時間が無駄・問題を繰り返し解いた方が暗記し易いという意見もよく分かります。
しかし、私は社会福祉、教育原理については、自分の知らない知識は敢えて箇条書きにしてWordで纏めました。
その結果ですが、特に社会福祉については知らない知識を箇条書きにすることで、やっと全体が見えてきて意外と同じ設問が少し違った言い回しで繰り返し出題されている問題もあることも分かってきました。
また、教育原理については、過去問題を遡ると、非常に沢山の人物が出題されているので、一覧にして纏める方が覚え易いと感じました。
社会福祉については、纏めた資料はこの過去問題集を3回程度解き切った時点で、A4で36ページにもなりました。
教育原理については、人物のみでA4で10ページです。
そして、過去問題集を3回程度解き切った時点で、PCで纏めた資料は印刷をしました。
しかし、私は敢えて紙をじっと見て覚えるようなことはしていません。
なぜなら、問題を何度か解いている内に自然と間違えた箇所も頭に入ってくるのと、纏め作業も記憶の定着になったためです。
今後は、問題を解いた際に知らなかった知識については、PCで打ち直して追加するのではなく、印刷済の紙に追加で手書きで書き込みを行いました。
その結果、最終的に上記の写真のような感じになりました。
もう一度知らない知識をPCを使用して綺麗に纏め直すことも考えたのですが、自分で纏めた資料のどこにどのような内容を載せているのかを「場所」で暗記していたこともあり、今後は敢えて手書きを貫きました。
本人以外は非常に見にくい内容だと思います。
外部資料集め
続いて、「3. 必要な外部資料を集める」です。
これについては、各科目に分けて勉強方法と併せて纏めていますので以下のリンクをご参照下さい。
社会福祉
教育原理
社会的養護
子どもの保健
子どもの食と栄養
保育の心理学
(準備中)
子ども家庭福祉
保育原理
保育実習理論
(準備中)
実技試験対策
過去問題集に載っていない過去問題を解く
最後に、「4. 基本的にはさらに過去を遡って、過去問題集以前の過去問題を解く」です。
私が保育士試験を受験した際は、5年分の過去問題が保育士試験協会のホームページに解答付きで掲載されていたのですが、令和4年3月頃に、なぜか最新年以外の過去問題が消されてしまいました。
私は、5年分の過去問題は公式ホームページから印刷しました。
画面を見ながら、アプリを見ながら、という方法で紙代インク代は節約できますが、印刷しない方が勿体ないと感じました。書き込みが一切できないので間違えた箇所等が分かり難いからです。
公式ホームページでなくても、保育士試験の過去問題はネットで多数掲載されているので可能であれば印刷されることをお勧めします。
私は、A4で2分割で両面印刷しました。
4分割も考えたのですが、家庭用のプリンターの性能だと、文字が綺麗に印刷できないです。
試してはないですが、コンビニのネットプリントだと、4分割でも綺麗に印字されるかもしれません。
しかしながら、ネットプリントだとビックリするほど費用がかさむのでご注意ください。
以下、参考資料にプリンターのスペックの違いによる印刷代の違いやネットプリントでの印刷代を計算した資料を掲載しています。
また、社会福祉等の難易度の高い科目だけでなく、全科目において、5年分の過去問題を印刷し解いたのには次の理由があります。
❍受験年度によって各科目の難易度にバラツキがあると感じたため、全科目解いておいた方が良いと感じたため。
❍保育士試験の公式ホームページに平成28年度の過去問までが掲載されていたので、これはここまでは最低解いておかないと合格できないですよというメッセージでもあると感じたため。
こうして、過去問題集に掲載されていない過去問を解くことで、合計で5年分の前期・後期の全科目の過去問を解きました。
ちなみに、過去問題集に掲載されていなかった過去問題は、下記年度の過去問題です。
2020年(令和2年)後期、
2017年(平成29年)前期・後期、
2016年(平成28年)前期・後期
こちらも各科目2~3回解きました。
※結果については、下記の記事をご覧下さい。
まとめ
1.過去問題集を3回程度解き直す際、正解したとしてもしっかりと理解できていない問題は、自分が自信を持てるまで何度も解く。
2.社会福祉は、PCで知らない知識を箇条書きにして纏め、印刷することでやっと全体が見えてきて、意外と同じ設問が少し違った言い回しで繰り返し出題されている問題もあることも分かった。また、教育原理についても人物を一覧にした方が暗記し易い。
3.過去問題を解く過程で外部資料を探しながら自分に足りていない知識を補った。
4.過去問題集に掲載されていない過去問題を解き、合計で5年分前期・後期の過去問を全科目解いた。
※印刷した過去問ですが、バラバラになってしまうので、科目別にクリアファイルに挟んだ上でドキュメントフェイルに纏めました。
※過去問題集の答え合わせをする際やPCで纏める際にテキストやスマホをこのブックスタンドに立てかけて纏めました。
※科目別の勉強方法については、メニューボタン、またはサイドバーボタンよりご選択下さい。