準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は「花や野菜の世話(夏の季節)」です。
「花や野菜の世話(夏の季節)」については、令和元年前期の過去問題で出題されており、今回私が描いた絵は過去問題の演習をしていた際に描いた絵になります。
保育士試験の出題傾向を見ても、一度過去問題に出題された課題が再び出題される可能性は低いですが、今後違う季節で問われる可能性はあります。
よって、様々な季節の「花や野菜」を描けるように練習されることをお勧めします。
また、過去問題の場合、ネット上に合格者の作品が掲載されている場合が多いため、自分の実力を測るために過去問題は一通り描いてみることをお勧めします。
今回は、過去問題で保育士1名、4歳以上児クラスの園児3名で指定されているため、その設定で絵を描きました。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこれらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
過去のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:13分34秒
縁取り:9分04秒
色塗り:23分20秒
背景:5分40秒
実技試験対策を始めた頃に描いた絵と言うこともあり、全体として6分半ほど時間オーバーしました。
まず、夏の花や野菜はいくつか思い浮かんだのですが、実際に絵にするのが難しく、下描きに時間が掛かりました。
また、一つ一つのトマトや一つ一つの朝顔を塗っていると、思った以上に時間がかかり、背景にほとんど時間を残せませんでした。
個人的には、花や植物を描かせるお題は少し難易度が高いように感じます。
作品
今回、「花や野菜の世話(夏の季節)」と言うお題で私が描いた絵をご紹介します。
保育園児が花や野菜の世話をしています。枠内右の女の子の園児は、ジョウロで朝顔に水をかけています。枠内左の男の子の園児は、座りながら朝顔の隣に植えられたトマトを収穫しています。真ん中の男の子の園児もトマトを収穫し、保育士に見せに行ってます。保育士は拍手をしています。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
今回、私は対策本の縮尺に則り、3歳以上児クラスの園児を描きましたが、園児の縮尺については下記参考資料を基に見直す必要があります。
1歳児クラス以上の年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、下記参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
0歳児クラスの身体の大きさについては、下記の参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
私の場合、横顔の園児を描くときに頭を大きく描きすぎてしまいます。そうならないために下描きの時点で頭と体の大きさは決めておく必要があります。
様々な身体の動きを描く
ジョウロで花にお水をかける園児、座ってトマトを収穫している園児、収穫したトマトを保育士に見せに行く園児がおり、様々な身体の動きになっています。
保育士の目線は園児の方へ
保育士はトマトを収穫した園児に拍手を送っています。
特にお題や事例に指定がなければ問題ないでしょう。
様々なアイテムを描けるようにする
今回、夏の「花や野菜の世話」という指定があるため、季節の花や野菜を描く必要があります。
描き慣れていないと、私のように大幅な時間オーバーとなってしまうため、上記のイラスト集や下記の記事等を参考にし、練習することをお勧めします。
その際、花や実の部分がどのような咲き方や実のなり方をしているかだけでなく、それぞれの葉がどのような形をしているかを知り、描き分ける必要があります。
また、ジョウロで水をかける構図は色んな場面で応用することができるのでスムーズに描けるようになることをお勧めします。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりはなく、4人の登場人物を上手く配置できています。
年齢に応じた動作を取り入れる
花や野菜の世話ができる年齢なので問題ないでしょう。
表情は生き生きと
全員が笑顔で作業しています。
同じような表情にならないように、表情については対策本を参考にして下さい。
遠近法に気を付ける
後ろの園児を少し小さく描ければベストですが、絵の得意な方以外は条件を満たして描き上げることを第一に考えて良いかと思います。
色塗りにバリエーションがあるか
全体的にカラフルに仕上がっています。
塗り残しが無いか
塗り残しはありません。
まとめ
❍ 過去問題で夏の「花や野菜の世話」を描かせるお題があったが、別の季節で出題される可能性もあるため、イラスト集を参考にし、様々な「花や野菜」を描けるようになることをお勧めする。
❍ 花や実の部分がどのような咲き方や実のなり方をしているかだけでなく、それぞれの葉がどのような形をしているかにも着目し、描き分ける必要がある。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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