準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は「園庭での遊具遊び」です。
園庭遊びと言っても様々な遊びが想定されるのですが、令和3年前期の試験で砂遊びが出題されたので今回は園庭での遊具遊びに焦点を当て作品を描いてみました。
園庭のある園では、ほとんどの園が何かしらの遊具があり、園児が遊ぶ姿が見られます。
個人的に園見学をした際は、最も多い遊具として、滑り台やブランコ、ジャングルジムだったため、今回は滑り台とブランコを使用している絵を表現しました。
今回、過去問で頻出の保育士1名、3歳以上児クラスの園児3名の設定にしました。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこれらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
過去のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:8分53秒
縁取り:12分52秒
色塗り:17分32秒
背景:5分43秒
遊具を2つ描こうと思うと、かなり時間を消費してしまうことが想定できたので、下描きはかなり急ぎ目で描きました。
その分、縁取りや色塗りに時間を掛けることができましたが、背景には5分半ほどしか残すことができませんでした。
作品
今回、「園庭での遊具遊び」と言うお題で私が描いた絵をご紹介します。
3人の保育園児が園庭で遊具遊びをしています。手前には、右から滑り台を滑る男の子の園児がおり、保育士がサポートしています。その奥でブランコを立ち漕ぎする女の子の園児と、座ってブランコを漕いでいる男の子の園児がいます。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
今回、私は対策本の縮尺に則り、3歳以上児クラスの園児を描きましたが、年齢が指定された場合、2通りの身長区分では少し大雑把な分類となってしまうため、園児の縮尺については下記参考資料を基に見直す必要があります。
1歳児クラス以上の年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、下記参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
0歳児クラスの身体の大きさについては、下記の参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
滑り台を滑る園児、ブランコに乗る園児がいます。
ブランコに乗る園児の1人は立ち漕ぎをしているのですが、安全のため座らせる方が良いです。
また、様々な動きが描けているのですが、本来1番後ろに配置して園児達の様子を見守るはずの存在である保育士を1番前に配置せざるを得ない構図になってしまっているのは残念です。
様々な動きを描くことを意識してブランコと滑り台を描いたのですが、特に条件に指定されなければ遊具は一つに絞った方がごちゃごちゃし過ぎず逆に良いかもしれません。
例えば滑り台のみを描くならば、滑っている園児以外に階段を登っている園児、上で待機している園児が描けます。
また、保育士は背後でサポートする姿を描くことが可能になります。
保育士の目線は園児の方へ
保育士は滑り台を滑る園児の方を見ています。
この構図のままで描く場合、保育士は滑り台の後ろ側から園児をサポートし、ブランコの園児達にも手を差し伸べられるような配置にする方が良いです。
様々なアイテムを描けるようにする
ブランコと滑り台が描けていますが、上記で示した通り特に条件に指定されなければ遊具は1つに絞った方が逆に良いです。
しかし、遊具が指定される場合があるので、様々な遊具とそれを使いこなす園児の様子が描けるように練習しましょう。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりはないですが、ブランコと滑り台がぶつかりそうです。
この構図のままで描く場合、ブランコは滑り台の後ろに位置するため、遠近法を用いてブランコとそれに乗る園児は違和感なく小さく描く努力が必要です。
年齢に応じた動作を取り入れる
今回、3歳以上児クラスを想定しているため、ブランコも滑り台も1人でできる年齢なため、問題ないです。
表情は生き生きと
全員が楽しそうな表情をしている様子が伝わります。
表情については対策本を参考にして下さい。
遠近法に気を付ける
上記で示した通り、この構図の場合ブランコと滑り台がぶつかるような配置になってしまっているので、後方に位置するブランコとそれに乗る園児は全体的に少し小さく描く努力が必要です。
色塗りにバリエーションがあるか
全体的にカラフルに仕上がっています。
塗り残しが無いか
塗り残しはありません。
まとめ
❍ 園庭での遊具遊びについては、滑り台やジャングルジム、ブランコなどの様々な遊具遊びが想定できる。
❍ 特に条件に指定がない限り、遊具は1つに絞った方がごちゃごちゃせずに良い。
❍ 様々な遊具とその遊具を使いこなす園児の様子を描けるように練習したい。
❍ 遊具遊びを描く場合、安全に配慮した遊び方を描く必要がある。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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