準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は「ままごと遊び」です。
こちらも過去問での出題がありません。
ままごとと言うと女の子のイメージが強いですが、幼稚園児や保育園児の年齢だと、男女問わずままごとを楽しむ姿が見られます。
過去問でも遊びに関する出題は多く、ままごとをして遊ぶお題が出題される可能性もあります。
その際、さまざまな条件が課せられる可能性があるのでイラスト集等を参考にされることをお勧めします。
今回、私は対策本の縮尺に則り3歳以上児クラスの設定で描きました。
3歳頃になるとほとんどの園児がおもちゃの包丁でままごとの野菜を切ったり、混ぜたり炒めたりする動作ができるようになります。
3歳未満児の指定があった場合、飲み込んでしまうほどの小さなおもちゃがないかや目や口の中を突いてしまうような尖った道具がないか気配りが必要です。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこちらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
以前のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:13分55秒
縁取り:8分56秒
色塗り:18分17秒
背景:3分51秒
ちなみに時間については、時計アプリのストップウォッチでラップタイムを計りました。
「ままごと遊び」は我が子とよくするのですが、いざ出題があるとアイテムが直ぐに思い浮かばず、構図を考えるのに時間がかかりました。
その分、縁取りや色塗りは急ぎ目で行ったのですが、ままごとの道具等の細かな箇所があるとどうしても時間がかかります。背景に4分弱しか残せなかったのは反省点です。
作品
今回「ままごと遊び」と言うお題で、私が描いた作品をご紹介します。
手前の机に3人の保育園児が座り、ままごと遊びを楽しんでいます。向かって左に座る女の子の園児は、まな板の上でおもちゃの人参をおもちゃの包丁を用いて切り、真ん中の男の子の園児はおもちゃのやかんでコップにお茶を注ぐ真似をしています。向かって右の男の子の園児はおもちゃのフライパンでおもちゃの野菜を炒める真似をしています。保育士は園児達の様子を見守り、拍手をしています。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
園児を椅子に座らせる場合、机で下半身も隠れるので身長についてはそれほど気にしなくて良いでしょう。
年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
園児の手先については、野菜を炒めていたり、やかんからコップに飲み物を入れたり、野菜を切っているので問題ないですが、体の動きがありません。
切った野菜を上に挙げたり、座っている園児だけでなく立っている園児も描く等すれば様々な動きが見られます。
保育士の目線は園児の方へ
保育士は園児たちの方を見ています。
様々なアイテムを描けるようにする
毎日育児をしてても「ままごと」というお題が出た際、すぐにアイテムが思いつきません。
野菜、果物、鍋やコップ等何でも良いのですが、上記絵本やイラスト集を参考にし練習されることをお勧めします。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりは無いですが、机の後ろのスペースが広すぎます。
机をもう少し広く取り、より沢山のままごとのアイテムを描けるようにするか、机をL字型にして人物の配置を考え直す等する必要があります。
年齢に応じた動作を取り入れる
3歳以上児クラスの設定なので、個々に遊ぶのではなく、園児同士の関りを持たせたいです。
例えば、コップを持った園児にもう一人の園児がやかんでお茶を汲む真似をするのも良いでしょう。
保育士も園児たちの方を見ていますが、拍手をするのみです。
保育士は、園児一人が差し出したままごとの料理を食べる真似をしたり、人形を使用して食べさせる真似をする等、園児達と何らかの関りを持たせるのも良いでしょう。
表情は生き生きと
真剣に野菜を切る園児の顔が少し怖いです。
また、残り2人の園児の表情がほぼ同じです。
表情については、対策本を参考にされることをお勧めします。
遠近法に気を付ける
今回、全員が横並びなので人物の遠近については特に気にする必要は無いです。
色塗りにバリエーションがあるか
まな板の色と机の色が若干被っています。
玩具なので何色でも良いので机の色からは遠い色にした方が綺麗に見えます。
塗り残しが無いか
細かいですが、机の手前部分に若干塗り残しがあります。
まとめ
❍ 過去問でも遊びに関する出題は多く、ままごと遊びも出題される可能性はある。
❍ あらかじめ上記イラスト集でままごと遊びのアイテムを練習されることをお勧めする。
❍ 3歳未満児クラスの指定があった場合、飲み込んでしまうほどの小さなおもちゃがないかや目や口の中を突いてしまうような包丁等の道具は避けなければならない。
❍ 3歳以上児クラスでの出題があった場合、個々に遊ぶのではなく、園児同士の関りを持たせた方が良い。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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