【幼稚園教員資格認定試験】保育士試験合格者が過去問を初見した感想

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最初に

幼稚園児が空を指差す様子。

保育士が幼稚園教諭免許を取得する方法は2つあったね

ぽにょ
ぽにょ

1つ目は、期限付きの特例制度を利用する方法、もう1つは、教員資格認定試験を受験する方法だよ

期限付きの特例制度については、これから保育士として就職を考える人にとっては実務経験年数が足りず、条件を満たすことができません。

そこで今回は、あまり知られていない教員資格認定試験の過去問題について、保育士試験合格者が初見した感想についてご紹介します。

教員資格認定試験の過去問題

独立行政法人教職員支援機構のHPに4年分の過去問が掲載されています。

青字をクリックすると、該当ページにリンクします。

<令和3年度>

令和3年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」

令和3年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」

令和3年度 「幼稚園教育の実践に関する科目」

令和3年度 幼稚園教員資格認定試験 択一式試験の正答

<令和2年度>

令和2年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」

令和2年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」

令和2年度 「幼稚園教育の実践に関する科目」

令和2年度 幼稚園教員資格認定試験 択一式試験の正答

<平成31年度>

平成31年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」

平成31年度 「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」

平成31年度 「幼稚園教育の実践に関する科目」

2019年度 幼稚園教員資格認定試験 択一式試験の正答

<平成30年度>

第1次試験

平成30年度 教職に関する科目( I )

平成30年度 教職に関する科目(II)

第2次試験

平成30年度 教職に関する科目(III)

平成30年度 指導案の作成に関する試験

平成30年度 幼稚園教員資格認定試験第1次試験の正答

※平成31年度より、2次試験が廃止され、1次試験に統合される形となりました。

教員資格認定試験の過去問題を初見した感想

「?」マークが書かれた積み木が3つ重ねられており、そこからひらめきマークが飛び出している様子。
ぽにょ
ぽにょ

過去問題を初見した感想を各科目ごとに纏めたよ

「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」

「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」を初見した感想としては、保育士試験の教育原理や保育の心理学の試験範囲からの出題が多い印象を受けました。

そこで、実際に私も何も勉強しない状態で令和3年の過去問題を解いてみました。

その結果ですが、保育士試験終了後から暫く時間が経っていることもあり、思い出せないような内容が多々ありましたが、ギリギリ合格点に達していました。

しかし、自分の保育士試験受験当時の記憶でこの科目の問題を正解できたかどうかという視点で一つ一つの設問を見てみると、恐らく満点に近い点数が取れたのではないかと感じました。

他の受験年度の過去問題も目を通してみましたが、同様の印象でした。

ぽにょ
ぽにょ

主に保育士試験の教育原理や保育の心理学の内容をしっかりと勉強し理解できている人については、合格点は取れる科目だと感じたよ

「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」

次に、「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」です。

「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」と同様に、問題数が15問ありますが、幼稚園教育要領や幼稚園教育要領解説からの出題が、令和3年の場合は9問、令和2年の場合は7問、平成31年の場合は9問、平成30年の場合は9問ありました。

このように、「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」の科目については、幼稚園教育要領や幼稚園教育要領解説からの出題が1番大きなウエイトを占めていることが判ります。

また、令和3年度、平成31年度、平成30年度については幼保認定こども園教育・保育要領からの出題が各1問ずつありました。

その他に、「幼稚園教育指導資料」、「幼児の思いをつなぐ指導計画の作成と保育の展開」、「幼児理解に基づいた評価」等の資料からの出題がありました。

さらに後半では、保育士試験の「保育実習理論」の出題範囲と思われるような出題が、毎年2~3問程度あります。

この科目については問題を解いてませんが、保育士試験のように突拍子もない資料からの出題は無さそうでした

ぽにょ
ぽにょ

幼稚園教育要領やその解説、保育実習理論の内容や上記に挙げた資料等の範囲を学習していれば合格できるような印象を受けたよ

幼稚園教育の実践に関する科目

「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」と「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」がマークシート方式であるのに対して、「幼稚園教育の実践に関する科目」については論述式になります。

こちらの科目については、論述式と言うことで、解答が掲載されておらず採点基準が判りません。

対策をしなくても様々な角度から解答をすることはできそうですが、それが果たして採点基準を満たすかどうかは不明です。

ぽにょ
ぽにょ

3つの科目の中では1番対策をしにくい科目という印象だよ

どのような対策をすれば良いか?

幼稚園教員採用試験の対策講座についてはあるようですが、幼稚園教員資格認定試験の対策講座は、私が探した限りでは見つかりませんでした。

では、市販のテキストはどうでしょうか?

対策講座と同様に教員採用試験の対策本についてはいくつか出版されているようですが、教員資格認定試験の市販の対策本についてはかなり少ない印象でした。

特例制度の影響もあるのでしょうか。特に近年の受験年度版の対策本がネット検索では見当たりませんでした。

幼稚園教員資格認定試験の対策は、ネットに掲載の過去問題を中心に行うのみかもね…

ぽにょ
ぽにょ

対策本がないのは確かに不安…。だけど、既に購入済の保育士試験の対策本や印刷済の幼稚園教育要領等の資料が再び役に立つかもしれないよ

実務経験の要件を満たした際、幼稚園教員資格認定試験を受験するメリット・デメリットとは?

「メリット」「デメリット」を比較するビジネスマンの様子。
ぽにょ
ぽにょ

幼稚園教員資格認定試験を受けるメリット・デメリットを纏めてみたよ

メリット

・保育士免許を持っていれば期限に縛られずに受験要件を満たせる可能性がある。

・教員資格認定試験の択一式の2科目は、保育士試験合格者は合格できる可能性がある。

デメリット

・東京近郊でしか開催されないため、往復の交通費や前泊費用が必要になる。

・対策講座、市販のテキストが存在しない。

・論述式の過去問題の解答は、ネットに掲載されていない。

・学士であっても二種免許状しか取得できない。

特例制度が延長されそうにない場合、関東近郊に住んでいる方は受験してみる価値はありそうです。

まとめ

CHECK

・幼稚園教員資格認定試験の内容は、2科目はマークシート方式、1科目は論述式の試験である。

・「教科及び教職に関する科目(Ⅰ)」は、保育士試験の教育原理や保育の心理学の範囲をしっかりと学習している人は合格点に達する印象を持った。

・「教科及び教職に関する科目(Ⅱ)」は、幼稚園教育要領やその解説、保育士試験の保育実習理論やその他資料の範囲をしっかりと学習している人は合格点に達する印象を持った。

・「幼稚園教育の実践に関する科目」は、HPに解答が掲載されておらず対策し難い。

・幼稚園教員資格認定試験は、メリット・デメリットが様々である。

※科目別の勉強方法については、メニューボタン、またはサイドバーボタンよりご選択下さい。

ブログ管理人
ponyoponyo21

理系の4年制大学を卒業するもリーマンショック時の就活、育休中の2度の転勤、コロナ禍到来により、今後の働き方を見直すきっかけに。そんな中、令和3年前期に年齢にも経済危機にも負けない資格、保育士国家資格に一発合格。現在は、2児の母として子育てに奮闘しながら一発合格のノウハウや育児に役立つ情報を公開。

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