最初に
以前のブログで造形対策でお題予想より大切なことをご紹介しました。
上記掲載の記事でもお伝えしているように、試験直前の造形対策として、お題予想より大切なことがあり、お題予想に一喜一憂することはあまりお勧めできません。
そこで、お題予想と言う意味合いではなく、単純に上記記事の内容が本番で生かせるかの確認を込めた演習を近年の出題傾向を踏まえて行うのはいかがでしょうか。
一つ一つの課題で色を塗り上げるのは時間的に勿体ないので、下描き用の色鉛筆で下描きのみされることをお勧めします。
近年の出題傾向を踏まえて
近年の出題傾向として、保育の現場における「遊び」に関する課題が多いように感じます。
各課題の下には、前回の直前対策の「身体の動き」に箇条書きで記載した構図の中で生かせそうな構図や表情を描いています。
・しっぽ取りゲーム
→「走る(前方向・横方向・後方向)」
→「追いかける、追いかけられる」
→「不安な表情」「真剣な表情」
・ゴム飛び
→「ジャンプする(片足、両足)」
→「笑う」
・缶蹴り
→「ボールを投げる、蹴る」
→「両手を挙げる、前に出す」
→「拍手する」
→「喜ぶ」
・ドッジボール
→「ボールを投げる、蹴る」
→「不安な表情」「真剣な表情」
・はいはいレース
→「はいはいをする」
・椅子取りゲーム
→「椅子に座る」
→「笑う」「泣く」
・ハンカチ落とし
→「走る(前方向・横方向・後方向)」
→「後ろを向く」
→「笑う」
・影踏み遊び
→「走る(前方向・横方向・後方向)」
→「追いかける、追いかけられる」
→「真剣な表情」「笑う」
・だるまさんがころんだ
→「走る(前方向・横方向・後方向)」
→「後ろを向く」
→「指を差す」
→「笑う」
・けんけんぱ
→「ジャンプする(片足、両足)」
→「真剣な表情」
・色鬼
→「走る(前方向・横方向・後方向)」
→「真剣な表情」
・じゃんけん列車
→「両手を挙げる、前に出す」
→「じゃんけんをする(グー、チョキ、パー)」
最後に
瞬時に人の身体の動きが表現できたでしょうか。
描けない課題があっても、もう気にしないようにしましょう。ここで描けなかった課題を克服し、一つでも描ける身体の動きや表情、構図が増えれば儲けものです。
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