準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題
今回は「正月遊び」です。
こちらについては、平成27年前期の試験で「お年寄りから昔遊び(お手玉やあやとり)を教えてもらって遊んでいる」というようなお題が出題されています。
正月遊びについても言ってしまえば昔遊びなのですが、これだけ様々なお題が出題されると過去問題と同じような問題が違った形で条件が加えられて出題される可能性もゼロではありません。
今回、保育士1名、3歳以上児クラスの園児4名の設定にしました。
そして、正月遊びの種類は2種類にしました。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこれらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
過去のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:12分30秒
縁取り:7分44秒
色塗り:17分45秒
背景:7分01秒
今回、園児が4名なので凧揚げや羽根つき等の場所を必要とするアイテムを描くと時間を消費する上、人物が小さくなり過ぎたり、何も描いていないエリアが発生したりしそうだったため、コンパクトに描けそうな手毬にアイテムを絞りました。
その結果、背景に7分残すことができ、余裕をもって絵を仕上げることができました。
作品
今回、「正月遊び」と言うお題で私が描いた絵をご紹介します。
保育園児が正月遊びをしています。手前の男の子の園児と女の子の園児はそれぞれ駒をして遊び、後ろの男の子と女の子の園児はそれぞれ手毬をして遊んでいます。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
今回、私は対策本の縮尺に則り、3歳以上児クラスの園児を描きましたが、園児の縮尺については下記参考資料を基に見直す必要があります。
1歳児クラス以上の年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、下記参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
0歳児クラスの身体の大きさについては、下記の参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
立ちながら紐を使って駒を回す園児、座りながら手で駒を回す園児、後方で立ちながら手毬で遊ぶ園児が2人います。
様々な動きになっています。
保育士の目線は園児の方へ
保育士は園児達の方を見ていますが、やはり保育士は1番後ろに配置するのが良いでしょう。
様々なアイテムを描けるようにする
今回は、駒と手毬を描きましたが、条件に2つ以上の遊びを取り入れて…などの指定が無い場合は、3歳以上児クラスなのでアイテムは1つに絞り、協同遊びをしている様子を描く方が良いでしょう。
正月遊びと言う括りでアイテムについては指定されない限りは何を描いても自由なのですが、アイテムが指定される可能性も高いので様々な正月遊びを描けるように練習しましょう。
ここで、いくつかの正月遊びを以下に挙げます。
・凧揚げ
・羽根つき
・坊主めくり
・福笑い
・すごろく
・お手玉
・けん玉
・だるま落とし
・手毬
・駒まわし
上記項目、どのような遊びかを知り、遊びに必要なアイテムを描けるようになることをお勧めします。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりはなく、4人を上手く配置できています。
年齢に応じた動作を取り入れる
3歳以上児クラスなので問題ないです。
表情は生き生きと
真剣な表情や楽しそうな表情が伝わります。
表情については、対策本を参考にして下さい。
遠近法に気を付ける
後ろの園児を少し小さく描ければベストですが、絵の得意な方以外は条件を満たして描き上げることを第一に考えて大丈夫です。
色塗りにバリエーションがあるか
全体的にカラフルに仕上がっています。
園児を合計で4名描く場合、服の色やデザインが被らないように予め決めておくことをお勧めします。
塗り残しが無いか
塗り残しはありません。
まとめ
❍ 代表的な正月遊びについては描けるようになることをお勧めする。
❍ 3歳以上児クラスの場合、特にお題に遊び内容が指定されない限りは遊びは一つに絞り、協同遊びをしている様子を描く方が良い。
❍ 凧揚げや羽根つき等の場所を必要とするアイテムを描くと、時間を消費する上、人物が小さくなり過ぎたり、何も描いていないエリアが発生する可能性があるため注意が必要である。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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