準備する物
絵を描く前に準備する物について、こちらのリンクをご参照下さい。
画用紙についてや色鉛筆の選び方について記載しています。
お題

今回は「シャボン玉遊び」です。
こちらも過去問での出題がありません。
広場があるような大きめの公園へ行くと、次々と色んな保育園の園児達がお散歩に来る姿が見られるのですが、何をして遊んでいるのか様子を観察すると、最近は毎日のようにシャボン玉をしている姿が見られます。
保育士がシャボン玉を出し、園児が追いかける姿をよく見かけるのですが、園児の表情は生き生きとしており、どこへ飛ぶか分からないシャボン玉を追いかけることで全身運動することができます。
そう言う意味では今後出題される可能性も十分あるのではないでしょうか。
シャボン玉遊びと言うと、昔はシャボン液をストローのような筒状の棒の先に付け、口で息を吹きかけ飛ばすのが一般的でしたが、最近は違います。
最近のシャボン玉遊びはと言うと、100均に行くと買えるのですが、私の作品の絵に描いてあるような息を吹きかけず、風の力に任せてシャボン玉を飛ばす遊び方が主流です。
従来のシャボン玉遊びだと、自分が吹いた息が他人の方へ飛んで行ってしまうため、コロナ感染リスクの影響を考えても息を吹きかけない方が清潔で良いのでしょう。
今回は、過去問で頻出の保育士1名、園児3名の設定にしました。
年齢は対策本の縮尺に則り、3歳以上児クラスを想定しましたが、年齢を問わず遊べるので3歳未満児クラスで出題される可能性も十分あります。
年齢に応じた園児の身長については、こちらのリンクを参考にしていただくことをお勧めします。
参考資料
こちらの対策本やイラスト集を参考に絵を描きました。
様々な身体の動きについてはこちらの対策本がとても参考になります。
アイテムの練習についてはこちらのイラスト集が参考になります。
こちらの絵本も同年代の園児の絵を描くのに参考になります。
所要時間
以前のブログで大まかな時間配分についてご紹介しました。
今回、この絵を描くのにかかった時間をご紹介します。
下描き:10分23秒
縁取り:9分14秒
色塗り:15分23秒
背景:10分00秒
ちなみに時間については、時計アプリのストップウォッチでラップタイムを計りました。
園児の色んな動きを描こうと思う余り、下描きと縁取りには時間が掛かりましたが、色塗りは15分で仕上げることができ、背景時間に10分を残すことができました。シャボン玉の丸を沢山描くと意外と時間を消費します。
今回、背景をシンプルに描きましたが、「園庭の様子が分かるように」等の指定が入った場合は、その分の時間を確保しなければなりません。
作品
今回「シャボン玉遊び」と言うお題で、私が描いた作品をご紹介します。

保育園児達がシャボン玉遊びをしています。女性の保育士は手を上に挙げ、風の力に任せてシャボン玉を出しています。そのシャボン玉を手を挙げて追いかける男の子の園児と、両手を挙げてジャンプして喜ぶ女の子の園児、後ろ向き加減でシャボン玉に手を伸ばす男の子の園児がいます。
自己評価
以前のブログで何に気を付けて描けば良いかをご紹介しました。
絵を描く際に気を付けること10ヶ条
年齢に応じた身体の大きさを描く
様々な身体の動きを描く
保育士の目線は園児の方へ
様々なアイテムを描けるようにする
構図は人物の重なりを少なく
年齢に応じた動作を取り入れる
表情は生き生きと
遠近法に気を付ける
色塗りにバリエーションがあるか
塗り残しが無いか
上記の10ヶ条を元に一つ一つ確認します。
年齢に応じた身体の大きさを描く
今回、私は対策本の縮尺に則り、3歳以上児クラスを想定しました。
しかし、3歳児クラスで出題されるか、5歳児クラスで出題されるかでもかなり身長差があります。
年齢に応じた身体の大きさについては上記の「お題」で示した通り、参考資料をご確認いただくことをお勧めします。
様々な身体の動きを描く
今回は、保育士含め様々な動きを描くことができました。
片手を挙げて走りながらシャボン玉を追いかける園児、後方へ両手を挙げシャボン玉を触ろうとする園児、両足を上げジャンプしながらシャボン玉遊びを楽しむ園児の様子が分かります。
保育士についても動きながらシャボン玉を出している様子が伝わります。
保育士の目線は園児の方へ
保育士は、にこやかに園児全体を見ている様子が伝わります。
様々なアイテムを描けるようにする
今回はシャボン玉です。
シャボン玉は光に当たると虹のようにうっすらと色んな色に見えるので、色んな色の丸を描こうと思い、まずオレンジを取り入れて見ましたが不自然に見えたので水色で統一しました。
シャボン玉の場合、色んな色を取り入れると少し不自然に見えるかもしれません。
構図は人物の重なりを少なく
人物の重なりはないので問題ないです。
年齢に応じた動作を取り入れる
3歳以上児クラスなのでジャンプしたり走ったり様々な動きが取り入れられており、シャボン玉と言う一つの遊びを一体感を持って遊べています。
3歳未満児クラスの場合、0~1歳児クラスであれば芝生の上をハイハイさせたりお座りさせるのも良いですし、2歳児クラスであればほとんどの園児がジャンプや小走りができるので頭身だけ注意し3歳以上児クラスと同じような動きでも良いかと思います。
表情は生き生きと
ある程度、生き生きとした表情になっています。
表情については対策本を参考にされることをお勧めします。
遠近法に気を付ける
後ろの園児を若干小さく描ければベストです。
ただし、余裕がない場合は私のように遠近法を付けなくてもそれだけで不合格になることはないでしょう。
色塗りにバリエーションがあるか
全体的にカラフルで明るく仕上がっているので問題ないでしょう。
シャボン玉はカラフルにすると時間を消費する上、不自然な仕上がりになるので水色で統一で良いと思います。
塗り残しが無いか
塗り残しはないです。
まとめ
❍ 最近は広場のある公園へ行くと、毎日のようにシャボン玉遊びをしている園児の姿が見られ、年齢を問わず全身運動ができるため今後出題される可能性も十分ある。
❍ 衛生面の観点からも口で液を吹かないタイプのシャボン玉を描くことをお勧めする。
❍ シャボン玉はカラフルにすると時間を消費する上、不自然な仕上がりになるので水色で統一で良い。
※他の作品もアップロードしていますので以下ご参照下さい。
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